生まれてくる赤ちゃんのために
（0歳から歯科）

当院の「0歳から歯科」では、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる頃からアプローチを開始します。

妊娠中のお母さんと赤ちゃんの健康を守るため、マタニティ歯科に力を入れています。

妊娠中はホルモンの影響などで歯肉炎や歯周病のリスクが上がります。歯周病は早産や低体重児出産のリスクを高めることが指摘されており、母子の健康に影響を及ぼすのです。

特に妊娠中期以降にお口の状態が悪化すると、さらにリスクが高まると言われています。赤ちゃんの健康のためには、まずお母さん自身が健康なお口を維持する必要があります。

定期検診やクリーニングは、妊娠初期でも可能です。妊娠前から継続してご来院いただくことで、良いお口の環境を継続できます。治療が必要な場合は、安定期（5～7か月）に入ってから、安全に配慮された麻酔と痛み止めを使用して治療を行っています。

出産後に備え、安定期でなおかつ体調が良い日に、さまざまな指導を行っています。市川市の妊婦検診と併せて指導を受けられる方もいらっしゃいます。所要時間は30分程度です。

出産後は慣れない育児に追われて忙しいからこそ、余裕のある妊娠中のうちに、生まれてくる赤ちゃんのために正しい知識を身につけていただきたいと考えています。

指導の内容は、哺乳指導や姿勢（抱っこ紐やベビーチェアの使用、種類について）、離乳食（食事の形態や流れ、与え方）などが中心です。

こうした指導は主に院長や、育児アドバイスのプロである口育士、口栄士、管理栄養士が行います。いずれも子育て経験があるスタッフです。専門家として、先輩パパママとして、プレママをサポートしていきます。

当院のサポートは出産前だけにとどまりません。出産後も、お子さまの成長に合わせて正常な発育や機能獲得を応援していきます。

早いお子さまだと、この頃から下の真ん中の前歯が生え始めます。そのため、無理のない範囲で少しずつお口のケアに取り組むことをおすすめしています。

最初は歯ブラシの当て方や動かし方などわからないことだらけでしょう。そんな親御さまのために、歯ブラシ指導やお口の中のマッサージ、お口周りのマッサージ指導などを行います。

院長は先輩パパとして、お子さまの歯磨きはお父さまに行っていただくのが良いと考えています。親子のコミュニケーションにつながり、育児にしっかりと関われるので非常におすすめです。

離乳食が始まる時期には、産前に指導した内容のポイントを再度お伝えしていきます。

奥歯が生え始めてきた頃に、再度ご来院いただきます。前歯と奥歯では磨き方が違うため、改めて歯磨き指導を実施。虫歯を防ぐために、歯の質を強化するフッ素塗布も行います。

歯の発育や成長が遅い場合は、トレーニングなどを通じてあごやお口周りの筋肉にアプローチ。食事内容や砂糖の摂取量についても確認し、必要に応じて指導を行うこともあります。

1歳半以降は、お口の状態に応じて3～6か月に一度の定期検診を行います。

幼い頃から定期的に歯科医院に通うことで、歯医者に苦手意識を抱かずに、抵抗なくクリーニングや治療が受けられるようになります。そしてそれは、将来的なお口の健康維持や定期検診の習慣化につながるのです。

赤ちゃんを連れての外出は、予想以上に大変なものです。歯科医院への通院となると、なおさら不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな子育て中の患者さまにも気軽にご来院いただけるよう、ベビーカーごと乗り入れ可能なバリアフリー設計を採用しました。院内の段差をなくし、通路幅も十分に確保。お手洗いは広々とした設計で、ベビーカーごと入っていただけます。おむつ交換スペースも完備しており、急な交換が必要になった際も慌てずにご対応いただける環境です。

上のお子さまをお連れの場合も、遊びながら待てるキッズスペースをご用意していますので、ご兄弟一緒のご来院が可能です。お子さまが退屈せずに過ごせる工夫を凝らしています。

子育て世代の皆さまが、お子さまと一緒に通いやすい歯科医院であること。これが私たちの目指す姿です。