当院の床矯正

矯正治療と聞くと「健康な歯を抜かなくてはならないのでは？」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

矯正治療における抜歯は、あごの幅が狭く、歯が並ぶスペースがない方に向けてスペースを作る目的で行うことがほとんどです。

6～10歳頃から始める床矯正は、成長期のあごの発育を利用します。歯の土台となるあごの幅を広げてスペースを作るので、抜歯の必要がなく、体に優しいのが特徴です。少しずつ広げていくため、装置の違和感はあるものの、痛みはほとんどありません。

最初に土台をしっかり広げておくことで、将来ワイヤー矯正やマウスピース矯正へ移行した場合も、治療後の「後戻り」のリスクを低減できます。

6歳臼歯が生えてきたら始められるので、インビザラインファーストに比べて早くから矯正治療に取り組めるのもメリットです。なるべく低年齢のうちに治療を完了させたいと考えるご家庭には特におすすめと言えます。

矯正治療に対し、費用面を心配されるご家庭も少なくないでしょう。多くの場合、矯正治療には健康保険が適用されないため、費用が高額になりがちです。

しかし、床矯正の費用は矯正治療全体で見ると比較的リーズナブルと言えます。例えばインビザラインファーストの場合、治療費が495,000円と高額ですが、床矯正は220,000円。およそ半額程度で治療を行えます。

もちろんこの価格も決して安くはありませんので、1回あたりのご負担をより軽減できるよう、さまざまな支払い方法をご用意しています。現金払いのほかに、金利無料の当院独自の分割払い（2回払い）やデンタルローンを導入。デンタルローンなら最大82回払いまでお支払い回数を選択でき、クレジットカードより金利が安い点も費用面の負担軽減につながるでしょう。

費用面がネックでお子さまの矯正治療を進めるか悩まれている場合も、お気軽にご相談ください。

歯に固定する形式の矯正装置は少なくありませんが、床矯正の装置は取り外しが可能です。装置を取り外して快適に食事ができ、これまで通りの歯磨きや仕上げ磨きを行えます。歯並びが整うための土台作りを行いながら、健康なお口の状態を維持できるのが利点です。

装置のケア方法はとても簡単。食事の時など、装置を外した際に流水でよく洗い、1日1回専用の洗浄剤で浸け置きします。こうすることでより清潔な状態を保てる上、装置自体に臭いもつきにくくなります。

清潔な装置でより安心して矯正治療を行えるため、治療前と同じように歯をきれいに保てるのが魅力です。虫歯のリスクを抑えながら、快適に治療を進められます。

※市販の洗浄剤を使用した場合、装置が白く変色する可能性があります。